だが、それでも射精には至らない。
「だ、だったら……お、俺、だけでも……おふぉ?」
すっかり开発され、性感帯と化したアナルに指が侵入してきて、ぐりぐりとかき回される。
舌を突き出し、半ば白目を剥きながら喘ぎ声をあげることを强制される。
头が沸腾しそうなほどの射精冲动に袭われながら、喷き上がろうとする精液が肉棒の根元を缚る纽によって无理やり堰き止められる。
その苦しさに、目尻から涙が零れ落ちていく。
「だぁめ?私、ライちゃんと离れたくないの。ライちゃんはママの事嫌い?」
「しゅきっ、ママの事、しゅきぃっ??」
反射的に返事をする。
どろり、と头の中で何かが溶け出す感覚。
「嬉しい?ママも、ライちゃんの事好きよ?」
「えへへ?んっ、ぅんっ、ぁぁっ??」
エミリアに好きと一言嗫かれるだけで、どうしようもない幸福感が头の中一杯に広がっていく。
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涙は乾き、自然と笑みが零れる。
「じゃあ、ライちゃん。こういうのはどうかしら?」
エミリアが添い寝するような形で横たわり、くるり、くるりと乳轮に指を这わせながら耳元に顔を寄せる。
「んっ?ふぁっ?あ、あぁっ?……な、なに……?」
「御実家にお愿いしてみるの?」
「っ………」
「いい考えだと思わない?ライオネル侯爵家のお坊ちゃま?」
「な、なんでそれを………」
ショックのあまり、仅かに正気を取り戻し、思わず声が震える。
亲の反対を押し切って、この辺境の町にやってきて冒険者となって半年。
俺の身分や家の事を気づかれたことなど一度もなかったのだ。
「ふふ?……ま、いろいろ情报网があって?うちのギルド、そういうの调べるの得意なの」
「ぎ、ギルド……」
そういえば、エミリアが冒険者であることはその証を持っている事からわかっていたが、どこのギルド所属であるのかまでは确认していなかった。
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改めて、エミリアが冒険者の証を掲げて见せる。
「改めまして。ギルド《白鸟亭》所属のエミリアよ?」
「ギルド《白鸟亭》………」
闻いたことのあるギルドだった。
サキュバスがギルドマスターをしているとか。
あちこちで、駆け出し冒険者を袭っては身包みどころかレベルドレインで経験値さえ夺っているとか。
あまり良い噂を闻かないギルドだった。
「ね。困った时の実家頼み?きっと援助してくれるわ」
「そんな事……」
「御実家にお愿いしてくれたら……逝かせてあげる?」
「ぅ………」
至近距离から、エミリアに见つめられる。
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